2009'03.17.Tue
矛盾とパラレルとあほな展開を笑って許せる方だけご覧いただけると安心します。
先日ミズズに「料理陰陽師でネタない?」とつついたら、
オチにつながりそうなネタをもらい、真夜中テンションあがりました。
実は本当にオチを考えていなかった、超危険な連載ものです。
(書きたいポイントは山のようにありますが)
先日ミズズに「料理陰陽師でネタない?」とつついたら、
オチにつながりそうなネタをもらい、真夜中テンションあがりました。
実は本当にオチを考えていなかった、超危険な連載ものです。
(書きたいポイントは山のようにありますが)
料理陰陽師小松 其の八
気がつけば彼と茶飲み友達になっていた。
「今日は奮発しておはぎを作ってきました!」
小松くんが美食山(びしょくざん)に訪れると、率先してトリコが出迎えに行くから彼が来るのはいつもわかる。
(大人しく行動することができない奴だからな)
最近ではトリコの酒のつまみだけでなく、ぼくのためにと茶菓子を用意してくれている。
いつの間にかぼくは自分の名前を彼に教えていた。
「ココさん」と呼ばれるのが気持ちいい。
トリコが自分の名前を教えた気持ちがわかる。
小松くんが口にするのはすべて気持ちいい。
声も、言葉も、心も。
呪文を武器にするだけはある。
だけど一番心が奪われたのは料理をする時の所作だった。
いつもは料理を持ってきてくれるけど、なにかのおりに手を加えた。
その際に見せた動きに魂を奪われそうになった。
ぼくだけでなくトリコも心ここにあらずといった風情で小松くんを見ていた。
彼が陰陽師だから結印の影響かと思うけど、妖怪を祓う結印のせいで熱っぽい目になれるかは謎だ。
続く
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