2009'03.23.Mon
矛盾とパラレルとあほな展開を笑って許せる方だけご覧いただけると安心します。
「問答無用のトリコさんと、ココのお色気大作戦を書きたい」とミズズに話したら、
「トリココマで?」と聞き返されました。
そんなふたりに迫られたら小松大変!!
※上記の話と今回の陰陽師パラレルの展開とは関係ありません。
「問答無用のトリコさんと、ココのお色気大作戦を書きたい」とミズズに話したら、
「トリココマで?」と聞き返されました。
そんなふたりに迫られたら小松大変!!
※上記の話と今回の陰陽師パラレルの展開とは関係ありません。
料理陰陽師小松 其の九
「トリコの奴、そろそろ時期じゃね?」
話があるといってやって来たココの相談はトリコのことだった。
だいたい問題をおこすのはトリコだから「またか」としかおれは思わない。
しかも熱っぽい目で人間(しかも陰陽師)を見ているときた。
こいつの鳥目はなにを見ているのだろう?
「時期?」
「あいつ、十年周期で人間を食べるだろ?」
「そういえば」
ココは思い出したように呟いた。
「トリコの気が落ち着いてるから気づかなかった」
なにやら考えているらしい。自分の中に入り込んでいるようだ。
おれは髪を櫛でときながらココの動向をも考えた。
トリコが人間を側に置きたがるのは、食べたい欲求の表れだ。それはわかる。
ココはトリコを気にしているが、ココが人間を気にかける方がおれは不思議だ。
人間のお茶を好んで飲んだりするけど、ココは別に人間が好きな訳ではない。
人間だけど、美食山の鬼大将と鴉天狗を惑わす奴なら拝む価値があるな。
狐の姿でおれは夜の都を疾走した。
続く
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