軽くですが「あいたたた」な感じでDO☆してるので苦手な方はバックプリーズ願います。
純情ロデオ
酔ってたんだ。
という言い訳をおれが使って通用するかといえば・・・無理だ、難しい。
ハントも終わり、その場で獲物をいただいて、おれは本当に気分がよかった。
そのうえ、森に湧き出るバッカスの泉のおかげで酒には不自由することがない。
(ちなみに獲物はバッカスの泉を飲んで成長した動物で、肉が非常に柔らかだ)
その夜の野宿は泉の側で、呑みすきだとおれに注意する小松の顔も赤い。
酒気だけでも十分酔う度数だ。
酒と群生してる果実で即興で作ったソースがうまくて、肉も酒もとまらなかった。
もう一杯呑もうとジョッキを片手に立ち上がれば、なんの間違いか足元がふらついた。
傾く先に小松がいる。そこはおれ、酔っていても小松を踏み潰す真似はしない。
くるりと体を回して小松をよけた。どんなトリックを使ったか記憶も定かではないので説明できないが、気づいたら小松がおれの腹を跨いでいた。
「足にくるぐらい酔ってるんだから、お酒はおしまいにしましょう」
おれの失態は小松のなかで「酔っ払い」の一言で片付けられたようだ。
「ね?」といつになくくだけた物言いなのは、こいつも酔っているからかもしれない。
あどけない仕草が扇情的だといえば、こいつは怒るだろうか。
「そうだな、酒はしまいだ」
おれは小松の腰を掴んだ。
「なあ、小松」
おれは空いた手で小松をちょいちょいと呼ぶ。
警戒心もなく小松は顔をおれに寄せた。
「おれのうえに乗っかって、なにもしないなんてつまらくね?」
「なにがですか?」
疑問は当然の問いかけだ。
「こういうこと」
おれは腰を揺すった。不安定なバランスに、小松がおれの胸に手をついて支えた。
小松のそこがおれの腹にあたり、いかがわしさに拍車がかかるが、
「倒れます」
「支えてやるよ」
遊びと思っているのか声に危機感はない。
何度かおれば腰を揺らせば、小松に変化が訪れた。
「や、へん、になる」
「へんじゃねえよ」
むしろ望んでいた展開におれは期待した。
「おまえも動いてみろよ」
おれは掴んでいた小松の腰を前後に揺らした。ちいさな体がおれの上でのけぞる。
快楽を拾いはじめた体は、酔っているせいか気持ちのよいことに従順だ。
ゆるやかだった小松の動きが次第に大胆になる。小松の内腿が布の上からでも汗ばんでいるのを感じた。
興奮する。
おれの、布地に納められたものが苦しいと主張する。
ここまできてるのに、おれは小松にぶちこもうか、おかずにして終わらせようか迷っていた。
やりてぇ。
おれの欲を「小松」と呼ぶことで抑えたら、小松が甲高い悲鳴をあげて痙攣した。
恍惚に閉じられた目の、濡れた唇がひどくそそられる。
肉を食べてついた脂だとしても、吸いよせられる魔力を感じる。
いやらしい願望が、一途に交わる恋の魔力。
終