2011'03.16.Wed
Rはいりまーす!!
6-10/リーマンココマ
上着とネクタイははベッドに入るとき脱ぎ、シャツ一枚という無防備な恰好だった。さすがにズボンまでは脱げなかったのでベルトは緩めて圧迫しないようにしていた。
ココは小松のシャツをたくしあげて、裾から手を忍ばせた。手の平は腹から上に移動していく。胸の飾り触れたとき、小松は混乱した。女性ではないのだから胸の愛撫なんて意味がないと思うが、ココの指技に簡単に息があがる。
なによりも、ココの声が、呼吸が、体温が気持ちよくて小松は泣ける。全身に感じる愛情を拒み続ける不義理な自分など、料理ができなくて当然だ。
「泣かないで」
ココは唇で小松の涙をすくう。優しさをみせながらも、小松を責める愛撫の手は緩めない。
「ぼくは」と言いかける小松に、ココははだけた胸に顔を寄せて、立ち上がった果実を食む。びっくりして跳ねる体を押さえつけてココは思い切り吸った。
「ああ!」
刺激はまだ小松に「快楽」を伝えていなが、衝撃に背中が浮いた。胸をココに押しつけるかたちになり、続けざま乳首を舌と唇で弄られる。大きな声があがりそうで小松は唇を噛んだ。
たっぷりと可愛がられた胸を満足げにココは見る。赤く熟れた果実を摘んだ。嬲る指の強さに痛みを感じて小松が顔をしかめれば、「ごめんね」といって乳首に息を吹きかけた。
「ひゃっ!」
性急なココの愛撫に小松はついていけない。
「待ってください」
息も絶え絶えに小松は訴える。
「もっと、ゆっくり、気持ちよすぎておかしくなります」
小松の訴えは、ココの行動を肯定する台詞だった。
「いいの?」とココは慎重に聞く。小松を「流して」既成事実を作るつもりだった。肯定されるとは思わなかった。ふたりの関係を明確にする言葉を、ココは曖昧に聞き流すつもりはない。
「ぼくはきっと、これからもココさんにいやな思いをさせたり、傷つけたりするかもしれません。そんな自分がいやでたまらなかったけど、今でも怖いけど・・・」
揺らぐことにより、ココが第三者につけこまれる可能性もある。カステロが小松を利用してココと関わりを持とうとしたのが、たまらなくいやだった。
なにを選んでも安定がないなら、ココと難儀な道を歩いたほうがいい。
(ココさんとならお釣りがでるほどの幸福がある)
「ぼくはもう、あなたからも自分からも逃げません」
小松はまっすぐに宣言をした。
「それは、ぼくを好きだと受け止めていいんだよね?」
ココの声が震える。強引な男の気弱な発言に、小松は改めて彼の不安を知った。
「ココさん、前に言ったじゃないですか」
『ぼくを好きだと、自惚れてもいいよね?』
「自惚れください。ぼくも、自惚れます」
ココに愛されている自分を。
「小松くん」
とたん、激しいキスが小松を襲った。抱きしめられた体は痛みを訴えるが、小松も負けずとココを抱きしめ返す。しっかりと抱けば、力強い肉体を衣服から感じて小松の羞恥を煽った。
抱かれるのだと思った瞬間、青褪める。
「だめ!」
かつてないほど力強い声がでた。
「医務室の鍵はかけてあるから大丈夫」
ココの返答は彼の準備の良さを物語っていたが、小松の心配はそこではない。
「昨日お風呂に入ってなくて」
飲み屋で酔い潰れて、朝もココを待たせたくなくて着替えたのはスーツだけで、下着は替えていない。医務室もさることながら、そんな状況でセックスなど、乙女心を持つ訳ではないが小松はいやだった。
「うん、小松くんの匂い、濃厚だよね」
膨らむ小松の下肢に顔を寄せてココは鼻を鳴らす。
「コ、ココさん!」
まっかになって小松は叫んだ。慌てて引く腰を、ココに押さえつけられる。
「こんなにも小松くんの匂いがするのに、我慢なんてできないよ」
ココは布越しに小松のそれを噛んだ。今まで高められていた体は、それだけで達しそうになる。
続く
上着とネクタイははベッドに入るとき脱ぎ、シャツ一枚という無防備な恰好だった。さすがにズボンまでは脱げなかったのでベルトは緩めて圧迫しないようにしていた。
ココは小松のシャツをたくしあげて、裾から手を忍ばせた。手の平は腹から上に移動していく。胸の飾り触れたとき、小松は混乱した。女性ではないのだから胸の愛撫なんて意味がないと思うが、ココの指技に簡単に息があがる。
なによりも、ココの声が、呼吸が、体温が気持ちよくて小松は泣ける。全身に感じる愛情を拒み続ける不義理な自分など、料理ができなくて当然だ。
「泣かないで」
ココは唇で小松の涙をすくう。優しさをみせながらも、小松を責める愛撫の手は緩めない。
「ぼくは」と言いかける小松に、ココははだけた胸に顔を寄せて、立ち上がった果実を食む。びっくりして跳ねる体を押さえつけてココは思い切り吸った。
「ああ!」
刺激はまだ小松に「快楽」を伝えていなが、衝撃に背中が浮いた。胸をココに押しつけるかたちになり、続けざま乳首を舌と唇で弄られる。大きな声があがりそうで小松は唇を噛んだ。
たっぷりと可愛がられた胸を満足げにココは見る。赤く熟れた果実を摘んだ。嬲る指の強さに痛みを感じて小松が顔をしかめれば、「ごめんね」といって乳首に息を吹きかけた。
「ひゃっ!」
性急なココの愛撫に小松はついていけない。
「待ってください」
息も絶え絶えに小松は訴える。
「もっと、ゆっくり、気持ちよすぎておかしくなります」
小松の訴えは、ココの行動を肯定する台詞だった。
「いいの?」とココは慎重に聞く。小松を「流して」既成事実を作るつもりだった。肯定されるとは思わなかった。ふたりの関係を明確にする言葉を、ココは曖昧に聞き流すつもりはない。
「ぼくはきっと、これからもココさんにいやな思いをさせたり、傷つけたりするかもしれません。そんな自分がいやでたまらなかったけど、今でも怖いけど・・・」
揺らぐことにより、ココが第三者につけこまれる可能性もある。カステロが小松を利用してココと関わりを持とうとしたのが、たまらなくいやだった。
なにを選んでも安定がないなら、ココと難儀な道を歩いたほうがいい。
(ココさんとならお釣りがでるほどの幸福がある)
「ぼくはもう、あなたからも自分からも逃げません」
小松はまっすぐに宣言をした。
「それは、ぼくを好きだと受け止めていいんだよね?」
ココの声が震える。強引な男の気弱な発言に、小松は改めて彼の不安を知った。
「ココさん、前に言ったじゃないですか」
『ぼくを好きだと、自惚れてもいいよね?』
「自惚れください。ぼくも、自惚れます」
ココに愛されている自分を。
「小松くん」
とたん、激しいキスが小松を襲った。抱きしめられた体は痛みを訴えるが、小松も負けずとココを抱きしめ返す。しっかりと抱けば、力強い肉体を衣服から感じて小松の羞恥を煽った。
抱かれるのだと思った瞬間、青褪める。
「だめ!」
かつてないほど力強い声がでた。
「医務室の鍵はかけてあるから大丈夫」
ココの返答は彼の準備の良さを物語っていたが、小松の心配はそこではない。
「昨日お風呂に入ってなくて」
飲み屋で酔い潰れて、朝もココを待たせたくなくて着替えたのはスーツだけで、下着は替えていない。医務室もさることながら、そんな状況でセックスなど、乙女心を持つ訳ではないが小松はいやだった。
「うん、小松くんの匂い、濃厚だよね」
膨らむ小松の下肢に顔を寄せてココは鼻を鳴らす。
「コ、ココさん!」
まっかになって小松は叫んだ。慌てて引く腰を、ココに押さえつけられる。
「こんなにも小松くんの匂いがするのに、我慢なんてできないよ」
ココは布越しに小松のそれを噛んだ。今まで高められていた体は、それだけで達しそうになる。
続く
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