『春野菜２』

食事しながら妄想しています！

春野菜２

ぼくの部屋に遊び（食事）にきたトリコさんが、ぼくが持っている緑の玉をみて聞いた。
「キャベツか、旬だな」
「はい、マリリンキャベツをいただいたのでサラダにしたいと思います」
葉が絹のスカートのように柔らかくふわふわ波打つキャベツは生で食べるのが一番おいしい。
「手伝うぜ」と珍しくいうのだから。
「デリケートなので優しくむいてくださいね」と言う。
「優しく？」
「はい、じゃないと傷つきます」
「優しくむけばいいのか？」
何故か目が血走るトリコさんに、ぼくは「お願いします」と伝えた。
おいしく食べられるかはトリコさん次第。

終わっとけ
なにをむきたいのトリコ？！