2012'03.08.Thu
みつばちの日に間に合ったよ小松くん!!!
みつばち
「小松くんが蜜蜂なら・・・」
色とりどりの花を見ながらココが呟くのを、トリコは聞いてしまった。
ココの独り言は大概返事を求めていない内容だが、聞いてしまったからには無視もできないと思うのがトリコだった。
「小松くんが蜜蜂なら、ぼくの蜜をあげたい」
「ココ・・・」
(これはセクハラというべきか、妄想というべきか、小松になにかをあげたいという欲求か、奪われたいだけか)
トリコの脳裏にいろんな可能性が浮かんでは消えた。どれを選んでもトリコにとっては精神的被害をうけることには変わりない。
「まあ、働き蜂って感じだよな、小松は」
無難に逃げたトリコの台詞にココが反応する。
「働き蜂っぽいのは確かだけど、結局は女王蜂のもとに帰るというなら、やはり小松くんは小松くんがいい」
ココのなかで小松蜜蜂説は完結した。もっとも、彼はいつもひとりで納得して解決している。ひとに話しかけながらもこたえを求めていない。
「賛成だ。小松は小松で、蜂蜜いっぱい持って帰ってなんか作ってもらおうぜ」
気持ちも晴れやかにトリコはこたえれば、本番がきた。
「蜜蜂でおしりふりふりしてる小松くんはかわいいだろうな」
終わった・・・トリコさんの心が
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