2009'09.01.Tue
矛盾とパラレルとあほな展開を笑って許せる方だけご覧いただけると安心します。
なんとかラストへ続く足がかりみたいなものがまとまり、更新をがんばっていきたいと思います。
ついに30話か・・・。終わりは見えても先は長いです。
お付き合いお願いします!
なんとかラストへ続く足がかりみたいなものがまとまり、更新をがんばっていきたいと思います。
ついに30話か・・・。終わりは見えても先は長いです。
お付き合いお願いします!
料理陰陽師小松 其の三十
松のことをトリコに知られたのは、意外に早かったと言おうか当然の結果と言おうか。
「小松の匂いがする」
東方の住処で閉じこもっているトリコが、正反対の西方にあるココの断崖絶壁の住処にいるおれについていた小松の匂いを嗅ぎ取るとは正直思わなかった。
久しぶり見るトリコはやつれて目がぎらついている。
美しくないが、それが奴を際立せる鬼の本性でもあり、どこか美しい。
トリコはおれに鼻を寄せて匂いを嗅いだ。
うざ!
「サニー、小松に会ったな? しかも押し倒しただろ」
「匂いでそこまでわかるなんてありえないし!」
「そんな話聞いてないぞ、サニー、小松くんにどんな不埒な真似をした!」
「不埒前提?!」
まとまらない話に無駄な時間を過ごすこと数刻。
男の嫉妬はまったくもって美しくないし!
続く
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