グルメ３６「疾走、リーガル島！！」

またもやフライングな妄想です。
いや、妄想とは常にフライングかもしれない。

グルメ３６「疾走、リーガル島！！」

再会しました！

「こ・ま・つ」
離れ離れになってようやくトリコ・リンと会えた小松とサニーだが、ひとの名前を区切って呼ぶ男の不機嫌振りを感じて居心地が悪くなる。
「無事でなによりです」
小松が気持ち下手にでてトリコの様子を伺えば、
「おまえらも無事でなによりだぜ。随分と楽しそうな道中だったな」
トリコらと同じく小松の身なりも泥だらけと汚いが、サニーのきれいな恰好は危険な場面に出くわしてないのを語る。
加えて、小松からは調理されたきのこの匂いが漂っている。余裕がなければできないことだ。
「うまかったし」とサニーが道中で食べたあれやこれやを話す。リンは「ずるい」とサニーに怒る。
食いしん坊のトリコの無言さが小松をびびらせた。
「もちろん、後でごちそうしてくれよな？」
「はい！」と小松は速攻返事をする。
「サーロインキノコは絶品でしたよ。コラーゲンもたっぷりでサニーさんも喜んでました」
「そっかそっか」
「クリーム松茸も病みつきになりそうなぐらいおいしくて」
興奮のあまり話しに夢中になる小松は、
「おれも喜ばせてくれよな、たっぷりと」
発言に含まれるタチのよくないものに気づくことなく「もちろんです」と景気よく返事をした。
「キノコか」と、トリコがなにをイメージしたのか、小松は後に身を持って知る。　

サニーと小松が「きゃっきゃ」してる場面で、トリコさんの「こ・ま・つｖ」が頭に沸きました。