エスカレートする私の妄想。
なにに対して警告していいのか自分でもわかりませんが、R18なので苦手な方は引き返してください。
後、強靭な心臓の方のみ閲覧ください。
私の中では「誘惑の手前のモーション」並にココが・・・。
エスカレーションラブ
「やぁ!」
限界に限界を重ねてきた小松は、離れていく際に先端に当たった歯の刺激に果てた。
体は疲労のあまり休養を求めているが、まだまだ前座に過ぎないと思えば小松は先を恐ろしく思った。
それでも、虚ろな思考ではあるが、ココの口内に吐精するのを避けたことに安堵する。
(おいしいなんてありえないのに)
欲望の証を、ココは嬉しそうに飲み干す。あまりにもおいしいと言うのだから小松はココの味覚を疑ったほどだ。
美食屋の舌を疑うほど、小松は精液が美味というココの言葉が信じられなかった。
正直に小松が言えば、ココは笑って「行為が嬉しい」と告げた。
好きなひとと体を重ね、確かめる営みの証が精液ならいくらでも搾り出したいとココは言って、途中まで感激して聞いていた小松を最後は青ざめさせた。
ココの気持ちを知った小松は味覚を疑うことはしなくなったが、行為のたびに飲み干すのはやめてほしいと本気で思った。
(今日はくい止めた)
小松が安堵するのも束の間、
「今夜の小松くんは大胆だね」
意味不明なココの台詞に、汗で滲む視界をこすって恋人を見やる。
端正な顔を濡らす、どろりとした液体に小松は気を失いそうになった。
「顔射してくれるとは思わなかったよ。いつも飲まれるのも嫌がるから」
重力にそって滴り落ちる精液を、ココは指ですくうと自分の口に含んだ。
小松に見せつけるように、指を舌で絡める。赤い舌は口の端に飛び散った飛沫を拭う。
顔にかけられたココは全身に溢れんばかりの興奮を漲らせ、小松を視覚で犯した。
「あ、う、ココさん・・・」
意味を成さない呻き声が小松の口から零れる。
「勃ってきたね」
ココの手が小松の下肢にのびる。
「今度はちゃんと飲んであげるから、いっぱいだしてね」
2度目の吐精は抵抗する気力もなく、ココにおいしくいただかれてしまった。
終わる・・・