ついに20番台!
いつも拍手ありがとうございますv
「夢と現実の狭間」ココマ
心地よい匂いと感触だった。外気は冷たいけど布団の中は暖かい。温もりがもぞもぞと動きはじめたので、ぼくは目を開けるより先に彼を抱きしめた。
「もう少し一緒に」
幸せを抱きしめよう。
「ココさん、早く起きないとトリコさんがごはん全部食べちゃいますよ!」
いいんだ、夢オチでもぼくは十分幸せだ・・・!
「ラッキーチャンス到来?」ココマ
「渋茶通りにスイーツのお店ができたんです。よろしければ一緒にどうですか?」
「トリコやサニーも一緒?」
もしやふたりきり?! と期待して撃沈したら目も当てられないのでぼくはちゃんと確認した。
「いいえ、トリコさんが来店したらお店は閉店になりますし、サニーさんは甘いものばかりに興味がないと言っていたので誘っていません」
よし!
「小松さーん、今日はスイーツ巡りよろしくだしー」
元気良く手を振って駆けてくる妹分にはぼくも甘い。
「すみません、女の子とふたりきりなのは気恥ずかしくて」
・・・そしてちょっぴり照れている小松くんを見られただけ良しとしよう。
「残念な話」ココマ
「好きです、ココさん」
「嬉しいな、ぼくも小松くんが大好きだよ」
「ココって小松のことになると本当に疑り深いし、盲目だよな」
トリコがぼくになにを言いたいのかわかっている。
「うっかり自分の都合のいいように解釈して小松くんに嫌われたら嫌だよ。友達として好きって言ってもらえるなら、いつか恋人として好きって言われるかも・・・きゃー!!!」
次に好意をアピールする機会があったら、もう少し意識してもらえるような気のきいた返事をしよう。
「キモ!」
「なんとでも言え」
こんなココを落とすのは苦労しそうだぞ、小松!