2010'11.12.Fri
一日遅れたけどポッキーネタ。
1111の悲劇
ポッキーの日にちなんで、レストラングルメでも女性スタッフからポッキー&プリッツが飛び交った。バレンタインよりライトなイベントに男女問わず贈る方も贈られる方も楽しげだ。
帰り仕度の更衣室はいつもより活気に溢れているが、突如開いたドアから吹き込んだ風のせいで一変した。
「お疲れ様、小松くん」
四天王ココは笑顔で小松に声をかけた。
「ここはスタッフオンリーですが」という小松の注意を、心ここにあらずといった風情でココが返事をした。
この時点で、周囲はおかしいと気づくべきだったと後に語られた。
「今日はポッキーの日だね」
「はい」とうなづきならがも、不可解な会話の流れに小松は首を傾げる。
ココは小松にポッキーの箱を差し出した。
「ありがとうございます」
赤い箱を受け取りながらも、やはり不可解さが拭えないが、ココと駄菓子のアンバランスさが微笑ましくて小松は楽しかった。
「ぼくも小松くんのポッキーが欲しいな」
ねだるココに小松は笑顔でうなづく。
「帰りにコンビニに寄りましょう!」
そして小松はココと連れ立って帰った。
残されたスタッフは、ドアの閉まる音でようやく呪いから解放される。
「料理長のポッキーって・・・」
「やめろ、それ以上想像するな、料理長が穢れるー!!」
「イベントを全部いかがわしくする四天王が憎い!」
「来月のクリスマスが怖えぇー」
ふたりが去った後の更衣室は混乱と化した。
終わり
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