2009'09.06.Sun
矛盾とパラレルとあほな展開を笑って許せる方だけご覧いただけると安心します。
しかしこの話・・・タイトルにもなっているのに小松ってば料理してない?!
しかしこの話・・・タイトルにもなっているのに小松ってば料理してない?!
料理陰陽師小松 其の三十三
美食會の根城に向かう前、おれはココとサニーに頼んだ。
「もしおれが食の衝動に負けて小松を喰いそうになったら、そのときはおれを殺してくれ」
小松を喰う恐怖。それはあいつの式神で体験した。
あれが本物の小松だったらと想像するだけで叫びそうになる。
あいつを喰えば、おれはきっと正気ではいられない。
だからおれと同等の力のあるふたりに頼んでみるが、
「いやだね」
「やだし」
間髪いれずに拒否された。
考える時間もなかったように思えますが?
「もしトリコを手にかけたらぼくは小松くんに恨まれる」
「松の泣き顔なんて見たくないし」
こいつら、小松を中心に考えてやがる!
「だからトリコは自力でなんとかしろ」
ココは真剣に言った。真実、小松と、おれの鬼の衝動を案じている。そして食の衝動をおれに耐えろと言っているのだ。
真実を視る力がある割に、ココは甘い。
おれがどれほど小松を欲しているか、夢にまで見るほど小松を食べたいか、わかっていないから言えるのだろう。
小松を喰らう。
甘美な味がした。
夢のなかでも最高なのだから、現実に味わえば至高な味わいだろう。
小松、小松。
――欲求が止まらない。
続く
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