気を抜かないでがんばりたいと思います!
今日はとうもろこしを皮のまま煮込むスープのレシピを発見する夢を見ました。
トマト系で煮込んでいるのに写真のとうもろこしの皮は緑という、なんとも不思議なレシピです。しかもまるごと煮込んでいるし。
BBコーン編のせいもあるけど、あれかな、とうもろこしの芯を持つ小松にトリコさんがちょっぴり興奮してさすがに食材に対して申し訳ないと思って(それはおそらく私の感情)心のなかでとうもろこし(の芯)に謝る妄想をしていたせいかな。
「上目遣い」 トリコマ
気づかぬうちに熟睡していた小松は、目が覚めるとびっくりして体が弾んだ。
天井から降り注ぐ眩しいひかりと四方から漂う甘い香りに、トリコの自宅で食事後にソファでうっかり寝た自分を思い出す。
トリコの姿を探して居間を見渡していたら下の方から声がかかる。
「もう起きたか」と声にからかいが含まれていた。
床に座るトリコはソファにもたれかかっている。彼の足元には酒の空瓶と小松が居眠りする前に用意したつまみの皿がある。どうやら小松の寝顔も肴にしていたようだ。
「趣味悪いですよ、寝顔眺めるなんて」
涎を垂らしてなかっただろうかと小松は口元に手をあてる。
「そうか? いくら見ててもあきないぞ」
小松を見上げるトリコの、気負いもなくいう表情は穏やかで、
(かわいい)
トリコが小松を見上げる体勢は滅多にないため気づかなかったが、新鮮な感情が沸きあがる。
トリコの額にキスをして髪をなで頭を抱きかかえる小松を、四天王一の食いしん坊は我慢がきかなくなるまで彼の好きにさせていた。
「幸運」 トリコマ
「トリコさんと出会えたのは運がよかったからだと思うんです」
ある日、小松がトリコに言った。
「ぼくがグルメレストランの料理長でなければ、会わなかっただろうし、ガララワニを必要とする会食がなければ会わなかっただろうし、ガララワニの品種改良がもう少し早くすんでいれば、ハントの依頼はなかったでしょう」
「…で?」
小松がなにを言いたいのか、トリコは察することができず聞き返す。
「ぼくは幸運だと思いました。シェフは他にも大勢いるのにぼくはトリコさんと出会えました」
言葉の裏になにか隠されている気がしてならなかったが、トリコは小松を掴むと小さな体を抱きあげた。
「おまえが大勢いるシェフのひとりだとしても、おれはおまえに会えたはずだ。幸運レベルじゃねえ。運命レベルっつーの」
幸運だと言う割に悲壮な表情をする料理人に理解させるため、まずはキスをするトリコだった。
「トリコマジック」 トリコマ
「だめか?」
と問われて、ぼくは言葉に詰まる。
普段トリコさんは「思い立ったが吉日」を実行する性格の持ち主で、ひとの「お伺い」をたてるひとではない。
大きな男の甘えた仕種はぼくだけが見れる特権だと思えば、どんなお願いも縦にうなずいてしまう。
おそるべしトリコさんマジックだ。
一体このマジックに踊らされて何度後悔しただろう?
(いや、自分で決めたことだけどね!)
「だめじゃないですけど」
自分への戒めもこめて、すぐには返事をしないけど。
ベッドの上の抵抗なんて綿飴よりも軽いものだ。
でもトリコさんを甘く包めたらいいな。